バードウォッチング PR

バードウォッチング入門:初心者でも楽しめる野鳥観察のコツ

こんにちは、我孫子市在住のバードウォッチャーの鳥見カヤックです。

今回は、「バードウォッチング入門:初心者でも楽しめる自然観察のコツ」をご紹介します。

まだまだ初心者といってもいい私ですが、今までの経緯についてはステップ1から5で書いてきましたが、初心者の方が何をした方がいいのかを自己流で書くよりまとめたほうがいいかな?なんて思いまして今回書いてみました。

手賀沼バードウォッチングの始め方|ステップ5こんにちは!鳥見カヤックです。 イヤー好きなこと書いてきたな~この一週間!! https://teganuma-kayaki...

なにぶんまだ2年くらいなので偉そうなことは言えませんが、これは知っておいた方がいいなという事を並べてみましたので見ていただけると幸いです。

野鳥との出会いがもたらす驚きと喜び

私たちの周りには、さまざまな種類の野鳥がいます。

スズメやカラスはもちろん、シジュウカラやカルガモ、サギなど、色や形、大きさが異なる鳥たちが、自然の中で自由に暮らしています。これらの鳥たちは、人間と同じように、食べ物を探したり、仲間と遊んだり、子育てをしたりしています。

野鳥は、私たちにとっていちばん身近な野生動物なのです。

しかし、私たちは本当に野鳥のことを知っているでしょうか。例えば、毎日のように見かけるスズメやカラスは、夜はどこで眠っているのでしょうか。

毎年、春にやってくるツバメは、秋にはどこに旅立っているのでしょうか。また、野鳥はどのようにして鳴き声でコミュニケーションをとっているのでしょうか。野鳥の世界には、私たちが想像もしないような驚きや発見がたくさんあります。

野鳥のくらしに興味をもつと、私たちの日常も変わってきます。

朝や夕方、雨上がりに聞こえる鳥の鳴き声に耳を傾けると、それぞれの鳥の個性や感情がわかってきます。季節の移り変わりにも敏感になり、春は桜の花に止まるウグイスやキビタキ、夏は空を飛び回るトビやチョウゲンボウ、秋は渡り鳥の群れやハクセキレイ、冬は雪の中で元気に鳴くシメやヒヨドリなど、その時期にしか見られない鳥たちに出会うことができます。

野鳥のくらしと、そこにある自然に気づくこと。

それがバードウォッチングの楽しみの第一歩です。バードウォッチングは、年齢や性別、趣味や職業に関係なく、誰でも楽しめる趣味です。野鳥の写真を撮ったり、図鑑で名前を調べたり、仲間と情報を交換したりすることで、さらに深く野鳥のことを知ることができます。

野鳥との出会いがもたらす驚きと喜びを、ぜひあなたも体験してみてください。

バードウォッチングの始め方:鳥の魅力に触れるための基本的な準備とコツこんにちは、我孫子市在住のバードウォッチャーの鳥見カヤックです。 今回は、「バードウォッチングの始め方:鳥の魅力に触れるための基本...

野鳥観察の楽しみ方

野鳥観察は、自然の中でさまざまな鳥の姿や声を楽しむことができる趣味です。野鳥は季節や時間によって変化するので、いつでも新しい発見があります。

野鳥観察は、どなたでも気軽に始めることができます。この記事では、野鳥観察に必要な道具やコツを紹介します。ぜひ参考にして、野鳥観察の魅力に触れてみてください。

野鳥観察に出かけよう

野鳥観察に出かけるときには、以下のものを準備しましょう。

  • 双眼鏡
  • 図鑑
  • フィールドノート
  • 筆記用具
  • 帽子や日焼け止めなどの日よけ
  • 飲み物やおやつなどの水分補給
  • 防寒着や雨具などの防備

これらのものは、できるだけ軽くてコンパクトなものを選ぶと良いでしょう。野鳥観察は、長時間歩いたり、立ち止まったりすることが多いので、荷物が重いと疲れてしまいます。また、野鳥は人間の動きに敏感なので、静かに動くことが大切です。荷物が少ないと、動きやすくなります。

双眼鏡で野鳥を見よう

野鳥の観察には、まず双眼鏡が必要です。双眼鏡を使うことによって、肉眼よりも大きく鮮明に野鳥の形態や行動を見ることができます。野鳥は色や模様、くちばしや足の形などで種類を判別できるので、双眼鏡は欠かせません。

双眼鏡の選び方

双眼鏡は、倍率対物レンズの口径という2つの数値で表されます。例えば、8×30という双眼鏡は、倍率が8倍で、対物レンズの口径が30mmという意味です。倍率は、対象物を何倍に拡大して見ることができるかを示します。対物レンズの口径は、双眼鏡の前面にあるレンズの直径で、光を取り込む能力を示します。倍率が高いほど、対象物が大きく見えますが、手ブレの影響も大きくなります。対物レンズの口径が大きいほど、明るく見えますが、重さや大きさも増します。

野鳥観察に適した双眼鏡の選び方の3つのポイントは以下の通りです。

  1. 倍率は8~10倍がおすすめです。それ以上の倍率だと、手ブレが目立ってしまい、野鳥を追いかけるのが難しくなります。また、視野が狭くなってしまうので、野鳥を見つけるのも大変になります。
  2. 対物レンズの口径は30mmくらいのものを選びましょう。それ以上の口径だと、双眼鏡が重くなってしまい、持ち歩くのが大変になります。また、日中の明るい時間帯には、30mmくらいの口径でも十分に明るく見えます。
  3. 自分の手にあった大きさのものを選びましょう。双眼鏡は、長時間手に持って使うものなので、自分の手にフィットするものが良いです。店頭で実際に手にとってみて、重さや形状を確かめてください。
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双眼鏡の選び方(バードウォッチング以外でも)

双眼鏡は、バードウォッチング以外にも、使い道がいろいろあります。昆虫や花の観察、遠景を見る、星空を見る、その他スポーツ観戦などでも、大活躍の道具です。双眼鏡を持っていれば、身近な自然の美しさや不思議さに気づくことができます。

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双眼鏡の使い方

双眼鏡の使い方は、以下の3つのステップで覚えましょう。

Step1 メガネの有無

メガネをかけずに使用する場合は、接眼レンズのアイカップを引き出してください。

メガネをかけたまま使用する場合は、接眼レンズのアイカップは引き出さないでください。

アイカップは、双眼鏡の後ろにあるレンズの周りについている部品です。アイカップを調節することで、目とレンズの距離を適切に保つことができます。目とレンズの距離が適切でないと、視野が狭くなったり、周辺が暗くなったりします。

Step2 目幅の調節

双眼鏡をのぞきながらレンズの幅を調節し、自分の目の幅に合わせましょう。両眼でのぞいたとき、視野がひとつの円になるようにします。

レンズの幅を調節するには、双眼鏡の中央部分を折りたたんだり、広げたりします。レンズの幅が合っていないと、視野が二つに分かれたり、ぼやけたりします。

Step3 ピントを合わせる

ピントを合わせるには、双眼鏡の中央にあるピントリングを回して、見たいものがはっきり見えるように調節しましょう。ピントリングは、双眼鏡の左右のレンズの焦点を同じにする役割をします。ピントが合っていないと、見たいものがぼやけたり、目が疲れたりします。

※メガネやコンタクトレンズを使用しておらず、左右の視力が異なる方は「視度調整」 が必要です。視度調整とは、双眼鏡の右側の接眼レンズにあるダイオプター調整リングを回して、左右の視力の差を補正することです。詳しい操作方法は、双眼鏡の取扱説明書でご確認ください。

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双眼鏡で観察するコツ

双眼鏡で野鳥を観察するときには、以下の2つのコツを覚えておくと良いでしょう。

コツ-その1

1.野鳥を見つけたら、目を離さず、頭を動かさないようにします。

2.そのまま、そっと双眼鏡を目に持っていきます。

このコツは、野鳥を見失わないために重要です。野鳥は素早く動くので、目を離したり、頭を動かしたりすると、すぐに見えなくなってしまいます。双眼鏡を目に持っていくときには、できるだけ静かに、ゆっくりと動きましょう。野鳥は人間の動きに敏感なので、急に動くと驚かせてしまいます。

コツ-その2

野鳥を見つけたら、木の幹、根元など大きなものを視野にとらえます。 「木の幹A」→「枝B」→「枝先C」というように、少しずつ野鳥に近い目印を見つけて、順番に追っていきます。

このコツは、野鳥を見つけやすくするために重要です。野鳥は小さくて色が地味なものが多いので、双眼鏡で直接探すのは難しいです。そこで、大きなものから小さなものへと、段階的に視野を絞っていくことで、野鳥を見つけやすくなります。目印を見つけるときには、野鳥の大きさや色、形などの特徴を思い出しておきましょう。

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図鑑で野鳥を調べよう

野鳥の名前や特徴を知るには、図鑑が必要です。図鑑は、野鳥のイラストや写真、分類や分布、生態や鳴き声などの情報が載っている本です。図鑑を使うことで、野鳥の種類や個体を見分けたり、知識を深めたりすることができます。

最初の野鳥図鑑はイラストのものを

最初の野鳥図鑑は、特徴がわかりやすく描かれたイラストのものがおすすめです。模様などを細かく確認できるので、野鳥を見分けたり、名前を調べたりするのに役立ちます。

また、野外で持ち歩きやすいようハンディなもの、帰ってからじっくり調べるための大型のものがあるとよいでしょう。

イラストの図鑑に慣れたら、次は写真で構成されたものと合わせて使うのもおすすめです。写真の図鑑は、野鳥の実際の姿や雰囲気を感じることができます。イラストと写真の両方を見比べることで、野鳥の理解が深まります。

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おすすめの図鑑

ここでは、野鳥観察におすすめの図鑑をいくつか紹介します。どれも、日本で見られる野鳥の種類や特徴を詳しく解説しています。ぜひ、手にとってみてください。

ハンディ図鑑 新・山野の鳥 改訂版

この図鑑は、山や森、田園などで見られる野鳥を約300種類、美しいイラストで紹介しています。サイズはA5で、重さは約500gと、持ち運びに便利です。野鳥の名前や分類、見分け方、生態などがわかりやすく説明されています。初心者にもおすすめの図鑑です。

ハンディ図鑑 新・水辺の鳥 改訂版

この図鑑は、海や川、湖などで見られる野鳥を約200種類、美しいイラストで紹介しています。サイズはA5で、重さは約400gと、持ち運びに便利です。野鳥の名前や分類、見分け方、生態などがわかりやすく説明されています。水辺の鳥に興味のある方におすすめの図鑑です。

フィールドガイド日本の野鳥 増補改訂新版

この図鑑は、日本で見られる野鳥を約600種類、高品質の写真で紹介しています。サイズはB5で、重さは約1.5kgと、大型の図鑑です。野鳥の名前や分類、見分け方、生態などが詳細に説明されています。写真は、野鳥の姿勢や表情、羽の模様などをよく捉えています。野鳥の知識を深めたい方におすすめの図鑑です。

フィールドノートで野鳥の記録をしよう

野外で見たことを記録するには、フィールドノートが必要です。フィールドノートは小型のものを持っていくと便利です。

「日時」「場所」「天候」「鳥の名前」「数」「何をしていたか」などを記録しておきましょう。書いておくことで、あとで復習することができ、翌年の渡りを予測することなどに使えます。

フィールドノートの書き方

フィールドノートの書き方は、以下のポイントに注意してください。

  • 分かりやすく書く。自分だけでなく、他の人にも読めるように、文字ははっきりと、内容は簡潔に書きましょう。野鳥の名前は、学名や英名などの正式なものを書くと良いでしょう。
  • 正確に書く。見たことをそのまま書きましょう。推測や想像は避けましょう。間違っていると思ったら、訂正するか、消すかしましょう。数字は、できるだけ正確に書きましょう。例えば、鳥の数は「約10羽」ではなく、「9羽」と書くと良いでしょう。
  • 詳しく書く。見たことをできるだけ詳しく書きましょう。野鳥の特徴や行動、声などを書くと良いでしょう。イラストや図表などを使っても構いません。例えば、鳥の色は「茶色」ではなく、「背中は暗褐色で、腹は淡褐色」と書くと良いでしょう。

野鳥観察の楽しみを広げよう

野鳥観察は、道具やコツを覚えるだけでなく、自分なりの楽しみ方を見つけることも大切です。野鳥観察には、以下のような楽しみ方があります。

季節や場所によって違う野鳥を見る

野鳥は、季節や場所によって変化します。春には渡り鳥がやってきたり、秋には色鮮やかな鳥が見られたりします。また、山や森、海や川、田園や公園など、場所によっても見られる鳥が違います。季節や場所に合わせて、野鳥観察のスポットを探してみましょう。

野鳥の声や鳴き声を聞く

野鳥は、声や鳴き声でコミュニケーションをとったり、気持ちを表現したりします。野鳥の声や鳴き声を聞くことで、野鳥の感情や状態を推測したり、種類を判別したりすることができます。また、野鳥の声や鳴き声は、美しくて癒される効果もあります。耳を澄まして、野鳥の声や鳴き声を聞いてみましょう。

野鳥の写真やイラストを描く

野鳥の写真やイラストを描くことで、野鳥の姿や表情をより深く観察することができます。また、自分の作品を通して、野鳥の魅力を伝えることができます。カメラやスケッチブックを持って、野鳥の写真やイラストを描いてみましょう。

野鳥観察の仲間やサークルに参加する

野鳥観察は、一人で楽しむこともできますが、仲間やサークルに参加することで、もっと楽しくなります。仲間やサークルに参加することで、野鳥の情報や知識を共有したり、感想や意見を交換したりすることができます。また、一緒に野鳥観察に出かけたり、イベントや講座に参加したりすることもできます。野鳥観察の仲間やサークルを探してみましょう。

まとめ

野鳥観察は、自然の中で野鳥の姿や声を楽しむことができる素晴らしい趣味です。

野鳥は、私たちの身近な存在でありながら、多様で魅力的な生き物です。

野鳥観察を通して、野鳥の知識や愛着を深めるとともに、自然への敬意や感謝の気持ちも育まれます。

野鳥観察に必要な道具やコツを覚えて、自分なりの楽しみ方を見つけてみましょう。

野鳥観察の世界は、無限に広がっています。