こんにちは、鳥見カヤックです。
今回は「鴨の越冬に密着!手賀沼で冬の自然を楽しもう!」と題しまして、冬限定でしか見れない鴨の越冬について語っていきたいと思います。
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鴨の越冬の時期はいつくらいでしょうか?
手賀沼ではですね。2023年は10月後半からちょろっと越冬で渡ってきて、12月にはグループごとに渡ってくる感じです。
空を見ていると数十羽のグループが旋回しながら降下してくるので、それを見ているのも結構楽しいです。
最初のうちは「あ~ここに手賀沼あるんだよ~」なんて思いながら上空を過ぎていく鴨たちを観ていましたが、しばらくすると帰ってきて「あれ?もしかして旋回して高度落としてる?」と気づき、着水までしばらく見ていたこともありました。
まさに飛行機と一緒。面白いですよね~
鴨は冬になるとどう過ごすのでしょうか?
冬の手賀沼といっても凍ってしまうのは一時期で、しかも朝方だけなので凍らないようなところや比較的風が来ない茂みの中なんかに朝方はいることが多いですね。
私はカヤックで朝方出ていくときもあるのですが、葦の茂みに近づくと群れがバサバサバサ~って飛んでいくので、「起こしてすみません~」って言いながら漕いできました。
手賀沼は午前中は風が吹かないことが多いのですが、午後になると風が出てくることが多いので、午前は沼の中央や、比較的深いところにいたりします。
午後はやはり茂みの近くで風をよけるように固まってることが多いと思います。
後は、滝下広場には越冬がしやすいように色々工夫がされているので、こちらで越冬の様子が良く見れると思いますよ。
また北柏ふるさと公園もよく見れるので是非訪れてはいかがでしょうか?
鴨は寒くないのでしょうか?
思っているより鴨は寒さに強い動物です。
鴨は羽毛と脂肪の層で体を保温し、足は冷たい水に慣れているので、よっぽど凍ってしまうような土地以外なら寒さには強い鳥です。
寒ければ鴨は飛ぶことで筋肉を温めたり、群れで寄り添って暖かくなったりしてるようです。よく群れで風をよけて固まっているのは防寒対策なのかもしれませんね。
鴨は飛んで移動できるので、寒くて餌が少なくなればもっと良い餌場を探して移動できるので、それを理由に移動してしまうことはあります。
鴨はいつ移動するのでしょうか?
鴨は季節によって移動する鳥の一種なんですね。
なので、鴨は冬に暖かい地域に飛んで行き、春に繁殖のために元の場所に戻ります。
鴨の移動の時期は種類や気候によって異なりますが、一般的には9月から11月と2月から4月の間に移動します。手賀沼では10月から12月くらいになりますかね。
鴨の移動は長距離であり、一日に数百キロメートルも
手賀沼公園で撮影ができるカモの種類
一年中を通して手賀沼公園で撮影できるカモ
カルガモ:水辺に住む中型の鳥で、くちばしは短くて黄色くて平たくて先端が黒いです。草や水草や昆虫を食べます。羽色は茶色や灰色ですが、雄は頭が緑色で白い輪があります。
冬になると手賀沼公園で撮影できるカモ
マガモ:水辺に住む中型の鳥で、くちばしは短くて黄色くて平たくて先端が黒いです。草や水草や昆虫を食べます。羽色は茶色や灰色ですが、雄は頭が緑色で白い輪があります。
コガモ:水辺に住む小型の鳥で、くちばしは短くて黒くて平たいです。草や水草や昆虫を食べます。羽色は茶色や灰色ですが、雄は頭が茶色で白い斑があります。
ヒドリガモ:水辺に住む中型の鳥で、くちばしは短くて黒くて平たいです。草や水草や昆虫を食べます。羽色は茶色や灰色ですが、雄は頭が赤色で白い斑があります。
オナガガモ:水辺に住む中型の鳥で、くちばしは短くて黒くて平たいです。草や水草や昆虫を食べます。羽色は茶色や灰色ですが、雄は頭が茶色で白い斑があり、尾が長いです。
ハシビロガモ:水辺に住む大型の鳥で、くちばしは長くて赤くて太いです。魚や貝やカエルを食べます。羽色は白や灰色ですが、雄は頭が緑色で白い斑があります。
まとめ
手賀沼は千葉県にある沼で、冬になると多くの鴨が越冬にやってきます。
この記事では、鴨の越冬に密着して(私の今の知識の限り)、その生態や魅力を紹介してみました。
鴨は種類によって違う習性や特徴を持ち、それぞれに個性があります。本当に愛らしいです。
又、鴨の観察を通して、冬の自然の美しさや厳しさを感じることができます。大体真冬ですから日中も10度くらいなので防寒対策は必須です。
そして、手賀沼では、鴨のほかにもカモメやサギなどの水鳥や、イヌワシやオオタカなどの猛禽類も見ることができますから、バードウォッチングには本当にいいところですよ。
手賀沼は鴨の越冬地としてだけでなく、豊かな生態系を持つ自然の宝庫の手賀沼で冬の自然を楽しんでみませんか?
以上、鳥見カヤックのレポートでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。